2018/03/27

Bertrand


Bertrand(ベルトラン)の家はいわゆる、Château(お城)。フランスのお城は昔、王族や貴族が暮らしていた家で代々、受け継がれる。住んでいる人はそこを守りながら、普段は普通に仕事をしている。ちなみにBertrandはイラストを描く仕事をしている。

 Bertrandの家の横っちょにもう一軒、家が建っていて、ここにはお城の日々のメンテナンスやあらゆることをする人、Gardien(ガルディヤン)が暮らしている。この人たちがいなければ、掃除やら修理などの諸々は、ひとり暮らしのBertrandには到底、無理だ。とにかく、家も広いし、見渡せる範囲以上の土地が彼の所有するものだから。
 入り口の門から家まで、高い木が生い茂る並木道があるのだけれど、そこの長さはなんと300mもあって、昼間は開け放たれているけれど、夜には閉じる。何度か夜の散歩がてら閉めに行ったのだけど怖い、怖い。というわけで、MarieとBertrandに挟まれて、腕を組んで歩いて閉めに行ったなぁ。そうなると、怖いけど、ちょっと楽しかったりして。。フランスだとこんな時、ドラキュラでも出てきそうな雰囲気だ。

 家の中は、絵画やマリーアントワネットばりの調度品がわんさかあり、それこそ映画でも撮れそうよね〜、という感じ。でも実は、後日、連れて行ってもらうBertrandのいとこんちがもっとすごくて、度肝を抜かれた。。それはまたのブログで。

 とりあえず、Marieには城持ち、いいじゃん!!!と伝える。





 

2018/03/26

Château

 すっかり、書き怠ってしまった。寒かった今年の冬に、フランス滞在中の夏真っ只中の写真の中の自分を見ては、羨ましいなぁと思う限りだった。

 昨年の夏もブルターニュの友だちMarieを訪ねた。家族同然の友だちだから、フランスに行けば何があっても会う。前年にも会ったけれど、ちょうど私の滞在中にMarieのお母さんが亡くなってさみしさの残るブルターニュ滞在だった。

 今夏はブルターニュに着くなり、会わせたい人がいると言う。さっきまで私の到着を一緒に待っていたらしい。彼氏??イヤ〜ん聞いてないよぉ。
 待ち合わせのカフェで合流。初めて会ったMarieの彼 Bertrandは今 考えると、めちゃくちゃ緊張してたな。そして、この日から1週間ほどBertrandの家、Châteauに泊まることになった。Bertrandから泊まったらどう?と言われ、どんな人かを知るには長く一緒にいたほうがわかるなぁ、チェック、チェック!!! そして、Wi-FiもMarieんちにはなかったし。。
 とにかく、嘘のように広くて豪奢なお城な家に泊まることに。。部屋数は数えてないけれど、ベッドルームだけでもたぶん5部屋くらいはあった。部屋ごとにバスルームもあって1日目の夜はちょっとこわくて、部屋もバスルームも廊下も電気をつけて寝た。Bertrand、ごめんよ〜。