2018/11/12

la guêpe

 久しぶりにブログを書こう、と蜘蛛の巣と足長蜂を見て思った。
 最近、サロンの周りを足長蜂が飛び回っている。おかげで窓が開けられない。と言っても、晴れた日の午後しか活動していないからわかりやすいのだけれど。

 今日、お客さんとお茶を飲んでいるときに、ふと何かが浮かんでいるのが見えた。うん?? 浮かんでいるんじゃなくて、蜘蛛の巣が向かいのお家からウチのサロンの欄干に向かって、張り巡らされているのだ。その距離、3mはあろうかと。。
 直ぐさま、蜘蛛の糸を切ってやろうと思ったけれど、思いとどまる。もしや、この蜘蛛は、そこが足長蜂の通り道だと気づき、わざわざ巣を張って待ち伏せしているのでは。。まんまと一匹、何かが引っかかった模様だ。

 今年のフランス滞在は親子揃ってハチから逃げ惑う、そんな滞在だった。フランスではここ数年、ハチがハエのように飛んでいる。Boulangerieのパンに何匹も群がり、公園でサンドイッチを食べようものなら背後から狙ってくる。ある日、息子は友達とパリのcaféでお茶しているときに突然、刺された。私は唖然。。息子も生まれて初めてハチに刺され、ちょっとパニック。その後、事なきを得て、とりあえずは大丈夫だった。でも、次の日からロンドンに留学だったから、ちょっと心配だったけれど、何日かしたら息子も私もすっかり忘れていた。

 そんなある日がまた突然、やってきた。。Bourgogne(ブルゴーニュ)の友人夫婦の家に遊びに行ったときのこと。お天気がいいからと友達の家のプールで優雅な時間を過ごしていたときのことだ。友達の家にプールがあるってことを突っ込まれそうだけど、そこはまた書くとして、とにかく、プールに浮かんでいた浮き輪にハチがこれまた、優雅にかどうかはわからないけれど、止まっていたらしい。そして、知らずに手を伸ばした私の手首に命中した。
 ひえ〜。チクっとしたと同時に手首を見ると、黒い針が見事に刺さっていた。すぐに針を抜き取り『ハチに刺された〜』とプールから飛び出る。
 Marie-Franceが蜂に刺されたとき用のキットをすぐに持ってきてくれて、患部を吸引してくれ、その後、薬を塗ってくれた。「もう一回刺されたら、私、死んじゃうんじゃない?」「大丈夫、こんな程度のハチだったら、7、8回刺されても死なないわよ」と言ってもらえて、ちょっとホッとしたけど、3時間くらいはヒリヒリと痛かった。

 その後、パリに戻ったら友達が2人も刺されて、今年はハチに追われて怯えた、そんなフランス滞在だった。でも、蜜蜂(abeille)は減っているらしく、ニュースでも流れていて、深刻な社会問題になっている。私が刺されたのは小さなguêpe(ゲップ)。

 というわけで、足長蜂を狙っている蜘蛛をしばらく応援することにした。


 


  


 プールの向こう側はこんなぶどう畑。なんて贅沢な空間。

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