2015/05/07

La nappe


 フランスではLa nappe(ラ ナップ)『テーブルクロス』を使っている家が多い。家の中でもテラスや庭のテーブルにも掛けている。古い木製のテーブルだからとか、外のテーブルは汚れているから、という理由もあるだろうけど、パンを食べるのにも都合がよい。日本のレストランでは食べかけのパンをお皿やかごに置くようになっていることも多い。でもフランスでは直接テーブルの上に置くから、テーブルクロスや紙製のランチョンマットは片付けも楽でよいのだ。

 地方によって象徴的な色や柄があり、そこかしこにテーブルクロスが売られている。田舎の家にお呼ばれするとそのテーブルセッティングを見るのも楽しい。
 そんな中、よくビストロでで見られる赤チェックのテーブルクロス。これを見るだけで、何かおいしいものが出てきそうな気がする。
 テーブルクロスなら、普段選ばないような色や柄のものも案外楽しめる。売られているものも大きな花柄だったり、果物の写真がぎっしりプリントされているものだったり、派手だったりするけれど、でもけっこうフランスの家に馴染んでいる。
 派手なものがちょっと欲しいなぁと思ったりもするけど、なかなか勇気が出ず、買うに至っていない。。せめて赤チェック柄でも。

 

2015/05/06

チケット


 今日はGWの最終日。仕事やら何やらでなかなか時間が取れず、でもちょっと時間が取れそうだったからサッカーの試合を観に行こうってことになった。なのに息子の都合が悪くなり、息子はどうしても観に行けなくなった。その上、私たちも時間の余裕がなくなり、ハーフタイムで出なければいけなくなり、結局ゆっくり観ることもできず、不完全燃焼だ。
我が家は次の日の予定もわからなかったりするので、温泉旅行に出かける時ですら、前日にチケットを取ることがほとんど。なのに今回はたぶん大丈夫と思い、2日前にチケットを取ってしまい、こんなことになってしまった。。

 そういえば、フランスへのチケットもいつもギリギリに取っていた。と言っても海外だし、ある程度、時間に余裕を持って取っていたつもりだったけど、3人分のチケットが取れなくて、探して、焦ることもしばしばだった。
 ある時はチケットを取ったはいいけれど3人並びの席が取れず、バラバラに座ったことも。。息子が小学校低学年の頃だったかと思う。前後の席しか取れず、息子は平気だって言ってたけど、私はさみしかったな。早めに取った方がいいのか、ギリギリのほうがいいのか、悩ましい。。

2015/05/05

石の家


 フランスではちょっと驚くような家に暮らしている人がいる。Château (シャトー)『城』に住んでいる人もほんとにいるんだから、信じられない。それでなくても築100年以上のアパートも多く、実はそれだけでもすごいことなんだけど。。

 友達 Isabelleの実家、Bergeracにはいろんな国の人たちが集まって来ている。スペインにもほど近く、夏になるとヴァカンスにやって来る人もいて、それがきっかけで移り住んでくる人も多いらしい。Isabelleの家もそうだったみたいだ。だからなのか、ちょっとお金に余裕のある人が多く、Isabelleの実家同様、大きな家にプール付きってこともけっこうある。
 
 ある時、Isabelleが連れて行ってくれた石でできた知り合いの家。中は改装して住みやすくしているけれど、もうすでに何百年も経っているというそこは、古さを通り越して、かなり年季が入っている。日本にはない、こんな家にちょっと憧れすら感じる。でも、家の中で転んだり、足をぶつけたらかなり痛いんだろうなぁとちょっと心配になる。掃除も大変そう。。

2015/05/04

古いもの


 古いものが好きだから、フランスへ行くとそんなものばかりに目が行く。だから蚤の市やBrocanteには必ず行くし、そんな時はちょっと目の色が変わっているらしい。

 行けば必ず、何かが見つかるわけではない。見つかる時は次から次へと出てくるのだけど、見つけられない時はとことん見つからず、何だか焦ってくる。だって、蚤の市は毎日あるわけじゃないし、と焦って妥協してはいけない。持って帰れるものには限りがある。
 
 さて、人それぞれ好みの違いはあるけれど、Marie-FranceのChambre d'hôte(シャンブル ドット)に置いてあるもの、使われているもの、どれもこれも欲しいものばかりだ。センスがよいというだけでなく、ちゃんと愛情を持って使っているなぁと感じる。もちろん、使う頻度の少ないものもあるけれど、どれも惜しみなく使われていて、しかも味がある。
 やっぱり、物は使ってあげなければ良さが出ないのだ。ただし、使っていない時の置き方にもセンスを感じる。使うものだからと言って、おざなりにはしないのだ。前から見ても横から見ても、どこから見ても素敵だ。
 あ〜、Marie-Franceの家、丸ごと欲しい〜。

 

2015/05/03

どこでもドア


 連休中、実家へ帰る友達を見るとちょっぴり、羨ましく思う。日帰りできるくらい近ければいいんだけど、ちょっとそれはムリだ。もしがんばって1泊で帰ったとしても、往復料金が高くてもったいな過ぎる。

 こんな時、「どこでもドア、欲しいよね〜」って話になる。今、行くならどこに一番行きたいかな。夏間近だから久しぶりに南仏とかもいいな、とか想像が膨らむ。思えばリゾート地に行ったことがない我が家。息子が小学生の頃、夏休みにリゾート地に行く友達を横目で見つつ「いつか、ハワイとかに行ってみたいなぁ」とぼそっと言ったりしていたのを思い出した。
 さて、今もそんな気持ちがあるのかどうかはわからないけど、それよりもやっぱりフランスに行きたいらしい。行ったら会いたい人、食べたいもの、やりたいこと、いっぱいあるようだ。もちろん、私もおんなじだけど。。
 それにいつも写真は任せっきりで全く撮らないけれど、いっぱい写真も撮りたいなぁ。あ〜、どこでもドア、ほんとにあればいいのに〜。

2015/05/02

渋滞


 今日から連休が始まった。この時期のニュースではひっきりなしに渋滞情報が流れる。確かにみんな同じように休みで、せっかくの休みだからどこかへ行きたいと思う気持ちは同じで仕方ないのだろうけど、どうにかならないものだろうか。これじゃあ、楽しさも半減してしまう。

 フランスでも渋滞は起きるけれど、大渋滞に巻き込まれた記憶はあまりない。高速道路の乗り降りの際には渋滞も起こっていたけれど、まったく動かないっていう渋滞は経験がない。ただ、パリの町は時間帯やちょっとした工事現場の横を通る時、たちまち渋滞になってしまう。みんな、運転が荒く、しかも運転技術があったりするもんだから、すいすいと割り込んで、ますます渋滞してしまう。

 ある年、 Fondation Cartier pour l'art contemporain『カルティエ現代美術財団』で、あるアーティストの個展があるからとMarieから誘われた。その日本人のアーティストはその頃、すでに世界的にも有名で、フランスでも人気が出始めた頃だった。取り立てて私はそんなに好きでもなかったけれど、ちょっと興味があり、じゃあ行こうということになった。
 いつもならば、郊外のMarieの家から電車で行くのだけど、なぜかその時は車で行くことになった。でもそんな時に限ってどこを通っても渋滞に巻き込まれる。どんなに迂回しても渋滞ばっかりで辿り着かない。普通なら30分もあれば余裕で着くのに、その日は2時間もかかってしまった挙げ句、その日は初日のレセプションで入ることができなかった。言うまでもなく、みんなすっかり疲れ果てていた。渋滞はどこで起きてもやっぱりイヤだな。

2015/05/01

早口


 最近、フランス映画を何本か観た。やっぱり、フランス人は早口だ。ニュースのキャスターは、はっきりとした口調でゆっくりとしゃべっているし、ラジオから流れる音楽も曲によるけれど、アップテンポでも案外ゆっくりしている。でも、普段の暮らしの中のフランス語は早口なのだ。

 映画の中の若者は息つく暇もない。まるで口から生まれてきたような、と言う表現はフランス人のためのものじゃないかと思うぐらい、ペラペラとしゃべる。性格的におとなしい人はゆっくりしゃべるかと言えば、そうでもない。私の友達もほとんどそうだ。まるで相手にしゃべらせないように意地悪してるんじゃないかと思うぐらいの勢いでしゃべる。でも、そんなフランス語のリズムが妙に心地よい。
 もし、フランス語を学びたい時、最新の映画であればあるほど、使える言葉を覚えることができる。参考書ではちょっと古すぎて、これは今使わないよねってものもあったりする。もちろん、通じるし、使ってもよいけれど。。
 
 息子が小さい頃、フランスを訪れる度にアニメのDVDを買って帰った。よく、大人でもアニメを見て語学を会得するなんて聞くけれど、これが案外難しい。赤ちゃん言葉みたいなのは聞き取りづらいし、子供独特の謎の言葉や言い回しなんかも出てくるからだ。
 フランスでも『クレヨンしんちゃん』が人気だけど、しんちゃんの声や言い回しは日本のものと似せて作られているから、子供は喜ぶけれど、どちらにしても変なフランス語になっちゃうな。