2014/09/08

和食


 パリは、いろんな国のおいしいものが集まっている町なので、舌の肥えた人が多い。いろんなものが食べれる環境にあるからか、みんな、好き嫌いも少ない。
 
 ここ数年は日本食ブームで和食のレストランも増え、パリだけでなく、フランス全土で和食が食べれるようになった。でも、私がパリに暮らしていた頃は地方には和食のレストランがほとんどなく、パリにあるレストランも日本人経営でなかったりして。
 そんなわけで、多くのフランス人が寿司みたいな寿司とか、日本では出ないようなものを和食と信じて食べていた。作る人が中国や韓国の人だったり、もちろん、食材も全て揃うわけではないから、しかたがない。とは言え、おそらく出汁を取っていないお味噌汁には味がなかったり、マッシュルームが入っていたり、とにかく日本で食べるものとは明らかに違った。
 そもそも、生魚を食べる習慣がなかったフランス人が、お寿司を食べれるようになったなんて。。食べる習慣があまりないたこは、食べるものじゃないとフランス人の友達に何度も言われ「しらすは何者なの?」と聞かれたり。
 でも、今は、フランスでもおいしい和食が食べられるようになり、日本に遊びに来る友達は、和食に舌鼓を打っている。お寿司も人気だけど、みんな気に入るのは牛丼。やっぱり、肉がいいのね。

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