2014/03/29

終わりのこない?洗濯もの

 
 フランスの洗濯の仕方に意義を唱える人はいないのだろうか?
 一軒家にはCave(カーヴ)『地下室』にランドリールームがある。広いスペースに、どでかい洗濯機とそれに見合ったどでかい乾燥機があり、アイロン台が常設されている。洗濯、乾燥の終わった衣類がショールームさながら、ずらーっとハンガーラックにかけられ、その他のものは積み上げられている。ここまでは、ちょっとうらやましい空間だ。

 フランス人の洗濯の仕方。。いつ終わるのだというくらい、長ーく回り続ける洗濯機に何の躊躇もなく、洗濯物を放り込み、知らん顔。気温設定もあるので、きちんと設定しなければ見るも無惨、扉を開けると、くちゃくちゃの衣類の塊になってしまっている。乾燥機に入れてからは、基本きちんと乾ききるまで回し続けるので、大人の服が子どもの服に大変身なんてことも。靴下なんて、赤ちゃんが履けそうなくらい縮んでしまう。
 パリでは外に洗濯物を乾かしてはいけないことになっているし、郊外の庭のある家でもまず、外には干さない。乾燥機にかけた後は、アイロン登場! ニットから下着まで、かけられるもの全てアイロンがけだ。赤ちゃんが履けるくらいになった靴下まで伸ばしつつ、丁寧にアイロンをかける。ちょっと、面倒くさい。一人暮らしならともかく、家族全員の量は半端ではない。だから、ハンガーラックにずらーっ、至るところに積み上げられた衣類があるのか。そして、終わりは来るのか??

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