2015/10/18

その夏一番の暑い日


 アルザスを訪れたのは暑い夏の日だった。その夏一番の暑い日でしかも、フランスで一番暑かったのはアルザス地方。Strasbourg(ストラスブール)駅に着く頃には38℃になっていた。

 冷房設備の整っていないフランスでは猛暑になるとけっこうつらい。湿度の低いフランスでは少々の暑さならば陰に入れば涼を取ることができるけれど、それもできないほどの暑さ。逃げ場がなくつらい。
 レストランの中に入っても涼しいわけでもなく、それならばテラス席と思ってもそれはそれで暑い。ただ、日本の湿気のある暑さに慣れている私たちは日本に比べたらマシよね〜、と言い聞かせつつ過ごす。
 しかし、フランス人にとってみれば尋常じゃない暑さ。みんな、イライラしているのを感じる。アルザスの人は温和でのんびりした人たちが多いんじゃないかと勝手にイメージしていた私は、ちょっとショックを受ける。でも、もちろん、みんながみんなではないけれど。。
 なぜか、昼食をとるために入ったレストランで出てきた料理の温まり具合が物足りない。もしや、この暑さだから少し冷まして持ってきたとか? そんなことはないか。。おいしさ半減。でもそれも旅の思い出。

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire