Affichage des articles dont le libellé est Normandie. Afficher tous les articles
Affichage des articles dont le libellé est Normandie. Afficher tous les articles

2014/08/10

ハエ取り紙


 今年は暑いのかそうでもないのか、何だか変な感じだ。例年に比べて、朝晩は過ごしやすいし、ひと雨降ると、ちょっとずつ気温が下がるのを感じる。でも、きっとこれから残暑やら本来の暑さで、暑くなるのかなとも思うけど。そのせいか、蚊の出現が少ないように感じる。毎年、我が家の玄関前には待ってましたとばかりに、蚊たちが扉が開く隙を狙っているのだけど、今年はあまり見かけない。虫の出現で夏を感じたりするのにな、と思うとちょっと寂しい気もする。
 
 そういえば、パリでは虫をあまり見かけない。蚊に刺されることも滅多になかった気がする。都会ならではなのか、ハエも見かけない。そうだ、東京でもいわゆる普通のハエって見ないな。
 パリでは見かけない蝶や昆虫が、フランスの田舎にはたくさんいる。もちろん、ハエも飛び回っていた。ノルマンディーのAlainの実家に遊びに行った時、ハエ取り紙が天井からぶら下がっていた。家畜農家なので、ハエが常に出るらしいのだけど、何だか昭和の日本を思い出した。もっとハイテクなものもあるけれど、これが一番よく取れるらしい。勝手な想像だけど、ハエ取り紙って日本のものだと思っていた。あらま、フランスにもあったのね。

2014/04/16

Normandieの羊たち


 フランスの動物はおとなしくて、おおらかだと私は思う。この表現が正しいかどうかはわからないが、フランスで動物の怖さを感じたことが一度もない。動物は嫌いではないが、リード付きであっても、急に大型犬に近寄られると、一瞬、身を引いてしまうものだ。でもフランスでは、Caféで放し飼いにしている大きな犬が近くに来ても、田舎で放牧されている牛が目の前に来ようとも、全然へっちゃらだ。なぜか?すごく躾けられていておとなしいし、広大な自然の中にいればいるほど、動物たちもおおらかな性格になるのだろうか?
 
 Eveのパパ、Alainの実家に遊びに行った。ここでも、鶏や牛、馬、犬や猫たちが動物園さながら敷地の中を行ったり来たりしている。仲良くしているような、そうでもないような、どちらかというと当たり前のように共存しているといった感じ。ちょっと、感動すらする光景だ。
 裏山の麓の野原に放たれていた羊たちが帰って来た。初めてみる羊の追い込みは圧巻だった。列を乱すことなく、みんな一直線に小屋へと戻っていくのだ。一匹、二匹立ち止まりそうになっても、牧羊犬が列へ誘導し、すごい勢いで小屋に駆け込んでいくのだ。眠れないときのように「羊がいっぴ〜き、羊が二匹」なんて、悠長に数える暇なんてない。あんなのうそだなと思ったが、小屋に入ってしまうと、モコモコした身体を静かに寄せ合っている。やっぱり、Normandieの羊もおとなしくて、おおらかだったな。

2014/04/15

自給自足の田舎暮らし


 フランスの田舎の家の自給自足とは、こんな感じなんだろうな。ぽつんと建った家の周りには、見渡す限り、トウモロコシ畑と野っ原。家なんて全然ないのだから、夜は真っ暗闇の世界だ。塀も門扉もないのに、放し飼いにしている鶏や山羊は庭から出て行くことはない。初めて行ったときに食べた、採れたての卵で作ってくれた料理は大げさでなく、今まで食べたことがないくらいおいしかった。搾ってくれた山羊の乳も甘かった。
 それから、しばらく訪れていなかったが久々に遊びに行くと、庭ではみんなと鶏の丸焼きが私たちを出迎えてくれた。ここはNormandie(ノルマンディー)のPatrickの妹、Agnès家族の家なのだが、何度行っても『北の国から』を思い出す、まさに自給自足の田舎暮らしだ。夏でも朝晩はひんやりするから、鶏の丸焼きのための焚き火がちょうどいい。その晩は食べて飲んで、歌って踊って、忘れられない日となった。

 さて、初めて訪れたとき、初めて見る日本人だ〜と私たちを遠目で見ていたEveとは、しばらく文通していた。私はあんなにおいしい卵を毎日食べられて羨ましいとか、そんなことを書き連ねていたのだが、Eveが大きくなってから知った事実。Eveは卵があまり好きじゃなかったらしい。食べれるが、今はほとんど食べないみたいだ。ショック〜、食べ過ぎ注意だ、ほんとに。