2014/08/10

ハエ取り紙


 今年は暑いのかそうでもないのか、何だか変な感じだ。例年に比べて、朝晩は過ごしやすいし、ひと雨降ると、ちょっとずつ気温が下がるのを感じる。でも、きっとこれから残暑やら本来の暑さで、暑くなるのかなとも思うけど。そのせいか、蚊の出現が少ないように感じる。毎年、我が家の玄関前には待ってましたとばかりに、蚊たちが扉が開く隙を狙っているのだけど、今年はあまり見かけない。虫の出現で夏を感じたりするのにな、と思うとちょっと寂しい気もする。
 
 そういえば、パリでは虫をあまり見かけない。蚊に刺されることも滅多になかった気がする。都会ならではなのか、ハエも見かけない。そうだ、東京でもいわゆる普通のハエって見ないな。
 パリでは見かけない蝶や昆虫が、フランスの田舎にはたくさんいる。もちろん、ハエも飛び回っていた。ノルマンディーのAlainの実家に遊びに行った時、ハエ取り紙が天井からぶら下がっていた。家畜農家なので、ハエが常に出るらしいのだけど、何だか昭和の日本を思い出した。もっとハイテクなものもあるけれど、これが一番よく取れるらしい。勝手な想像だけど、ハエ取り紙って日本のものだと思っていた。あらま、フランスにもあったのね。

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire