2014/05/31

水


 だんだん、夏が近づいてきた。今日みたいな暑い日には、水分補給が欠かせない。フランス人はとにかく、水をたくさん飲む。ミネラルウォーターを大量買いしておき、いつでも手の届くところに置いておく。のどが渇いて起きるなんてことは、日本ではほとんどないけど、フランスでは枕元に水を置いておくのが、習慣になっているので、フランス人の友達の家に泊まると必ず、寝る前に1.5ℓのペットボトルを渡される。

 水道水は硬水だから、常に飲むのは好まないけど、フランスの水道水は飲料可となっているし、「たまに飲むと身体にいいのよ。カルシウムが摂れるから」とMarieも水道水を時々、飲んでいた。コーヒーや紅茶を作るときも水道水だ。子供たちも甘い炭酸飲料よりもミネラルウォーターや炭酸水をよく飲んでいる。
 
 最近、日本でも炭酸ブームが続いている。飲むのはもちろん、顔や頭皮、身体中、どこでも使える定番美容アイテムになってきた。何だかんだ言っても、ずいぶん昔から習慣として生活の中に取り入れていて、無理なく、健康や美容に気を遣っているフランス人ってすごいな。

2014/05/30

Elianeからのメール



 つい、1週間ほど前、Elianeからメールが届いた。「Midoriがいないから、仕方がないので1人でブロカントに来てるのよ」と。いまのこの季節、毎日のように、あらゆるところで、いわゆるフリマが開かれている。広場や公園、普通の道までもが会場になって、業者の人から家の要らないものを売る一般の人たちまでいて、ワクワクするこの季節。Elianeとは、お互いに子供のいなかった頃は2人で、子供ができてからはみんなでよく出かけた。
 
 さて、この季節のブロカントはちょっとしたお祭りで、屋台はもちろん、ワークショップやイベントも行われていたりもする。子供たちは、絵を一緒に描いたり、髪を編んでもらったり、顔にペインティングしてもらったり、子供も大人も一緒に楽しめるのだ。息子たちも顔にいろいろ描いてもらい、お互いの顔を見合って楽しんでいた。一日、そこで遊んで大満足。
 でも、家に戻ってからが大変だった。何で描いてあるのかわからないが、洗っても洗っても、なかなか落ちないのだ、顔のペインティングが。何度もこすると痛くて嫌がるし、きれいに落とせず、しばらくうっすらと残っていた。取れやすいもので描いてほしかったな。これもまた、フランス人。

2014/05/29

おまけ付き


 最近、ポーチやトートバッグなど、おまけが付く雑誌やムック本が、日本でも大人気だ。フランスでは、かなり前からおまけ付きの雑誌が売られていた。例えば、Agnès bのリップや爪のお手入れセット、人気のアーティストのCDとか、なかなかのものが付いていて、友達へのおみやげにも喜ばれた。そうなってくると、雑誌を買ったらたまたま付いていたのか、おまけが欲しいから雑誌を買うのかわからなくなってくる。
 
 フランスでは、雑誌の小型版もずいぶん前から書店に並んでいた。紙ものは重く、かさばるので、内容は全く同じで小さいなんて、考えた人はすごいなぁと感心したものだ。もちろん、写真重視の雑誌などは普通の大きさのものを選ぶけど、情報を得たいだけのものなら、小型版で十分だ。それがやっと日本でも見られるようになり、喜んでいる人も多いんじゃないかなと思う。でも、値段を見てびっくり。フランスで売られているものは、何割か安く売られている。安いのは、小さいんだから当然だと思っていたけど、日本ではほとんどが同じ値段で売られているのだ。中身は同じなんだから、当然といえば当然だけど。。たぶんフランス人は納得しないだろうな。

2014/05/28

スポンジ


 キッチンに置いてあるスポンジで、どこでも拭いてしまうフランス人、これは有名な話。食器を洗うスポンジでシンクも洗い、テーブルはもちろん、どこでも拭いちゃうのだ。料理を作りながら棚の中を掃除したり、壁なんかも拭いてしまう、同じスポンジで。。
 これをやらないフランス人を見たことがない。大雑把なフランス人も几帳面なフランス人も関係ない。初めて目にすると、ぎょっとする光景だが、スポンジは汚れもよく取れるし、水も吸ってくれるから、理にかなった方法だとも思う。食洗機のある家だと、スポンジを使って食器を洗うことも少ないから、掃除用だと思えば許せるかも。でも、掃除用と食器用を分けてるわけではない。これがフランスの常識だから、見て見ぬふり、郷に入れば郷に従えか。。でも、床までは。。そう、床まで拭いちゃったりもするのだから、スポンジも真っ黒でボロボロ。
 でもまあ、これに慣れてしまうと、つい同じようにスポンジでテーブルを拭いている自分がこわい。。もちろん、フランス滞在中だけだ。でも、やっぱり床まではちょっと。。無理かな。

2014/05/27

身だしなみ


 朝の支度は、何だかんだと時間がかかるものだけど、フランス人の友達は何ともまあ、あっという間に支度が済んでしまう。まず、ちゃちゃっと顔を撫でるだけか、化粧水で拭き取っているだけの人もいる。もしかしなくても、洗っていないなんて人もいるはずだ。フランスの水道水は硬水だし、しかも、湿度が低いので、念入りに洗顔なんかしていたら、顔面がガビガビになってしまう。化粧水やクリームをつけたら顔の支度は終了だ。
 きちんとメイクをしている友達は、ほとんどいない。睫毛は長く、くるんと上を向いているし、人によって髪や皮膚の色素が違うのは当たり前のことだから、眉が薄くても描いたりしない。要は自然が一番ってことだ。ただ、少し年齢を重ねてくると、出かけるときにリップだけ、という人が増えてくる。また、その塗り方が無造作でかっこいい。きちんとブラシで塗るわけでもなく、口紅をささっと塗り、はみ出したところを手で直すだけなのだ。日本のおばあちゃんもそうだなと思い出した。

 大人になるとこんな感じだけど、高校生くらいでメイクに興味を持つ時期がある。アイラインやリップグロスを使ってみたり、どんどんエスカレートしてビジュアル系メイクになってくる子も、ちらほら。そして、男の子にもそんな子たちがいたりして。。日本の若者がお手本だと言っていた。どこにいる、そんな若者? もしかして、マンガ? 

2014/05/26

お弁当


 食の豊かなフランスで、なぜ今まで、お弁当が流行らなかったのか不思議だ。子供たちは学校に昼食を持って行くとき、サンドイッチをささっと作るのだが、バゲットにバターを塗って、ハムとチーズ、そんな簡単な昼ごはんだ。それにポテトチップスをちょっとつけて、おしまい。毎回、これだと飽きてしまうし、子供たちが作れちゃうのだから、開けたときの楽しみがないのはちょっとさみしい。
 
 今、フランスでは日本のいわゆる、普通のお弁当が流行っているらしい。そういえば、日本にやって来たフランス人の友達が、お昼にお弁当を買って食べるのが楽しみと言っていた。Caféやレストランでの昼食が高くつくパリに比べて、日本のお弁当は手頃な値段でいろいろ選べるから、楽しいみたいだ。
 フランスでの滞在中、フランス人の友達に必ず、和食を作ってあげるのだが、簡単にできるうどんやお好み焼きを作ることが多い。でも、きっとお弁当を作ってあげたら喜んでくれるだろうなと、ふと思った。お弁当は作れないけど「いろんなお弁当箱があっていいよね」と、Isabelleは東急ハンズに何度も通っていた。今度、フランス人へのおみやげに悩んだら、ぜひ、お弁当箱を。きっと、喜んでくれるはず。

2014/05/25

重いスーツケース


 蚤の市もブロカントも大好きで、あれもこれも欲しくなり、ついつい買ってしまうのだが、持って帰れるものには限度がある。搭乗時、預けられる荷物の重量は決まっているのだから、それ以上は超過料金を払うか、別便で送らなければならない。フランスの空港では、担当してくれた人によって大きく変わってくる。少しぐらい大目に見てくれる人もいれば、超過料金を払うか、ちょうどいい重さに調整してと言われたりする。私はいつも、友達の家にある体重計でスーツケースを計ることにしている。

 何度か、息子とふたりだけでフランスへ行った。保育園の頃だから、まだ小さく、スーツケースを押すこともできないし、下手すれば、「眠いからだっこ〜」の時期だ。荷物はスーツケース1個とそれぞれのリュックに、機内持ち込みのバック。行きは、ほとんど荷物がないのだが、帰りは荷物が増える。陶器やワイン、雑誌や絵本、とにかく重いけど、この際、持って帰りたいものばかりだ。息子は小さいとはいえ、大人分のチケット代を払っているわけだから、持ち帰れる荷物も二人分に決まっている。そこまではいいのだが、スーツケース2個は、やっぱり、ちょっと無理だ。というわけで、荷造りしてみたら、なんとか、1個のスーツケースにまとめることができた。でも、計ってみると、なんと驚きの40 kg。。自力で持ち上げることも、運ぶこともできない重さ。想像通り、空港ではカウンターのフランス人にだめだと足止めされ、私は必死で懇願したり、怒ってみたり、ちょっと泣きも入れつつ。。嫌な顔をされたが「今回だけだからね」と念押しされ、どうにか持って帰ることができた。空港までは男友達に持ってもらったけど、帰り着いた空港でグルグル回るレーンから、重過ぎてなかなか下ろせず、そして、機内でぞんざいに扱われたのか壊れていて。。
 無理はだめだなとちょっと思ったけど、フランス人相手にひるんではいけません、話せばわかる、ほんとはやさしいフランス人。Merci!