2015/09/30

le cuiller


 以前に比べるとずいぶん変わったなと思う。フランス人のお箸の使い方は目を見張るほど上手くなっている。昔はラーメンだって、お茶碗のごはんだって、ナイフとフォークで食べていた。
そもそも、日本人ですら箸の使い方がうまくない人が多いのに、毎日ナイフとフォークで食べていたフランス人が箸って。。でも最近では、白米を食べるときは箸を使う人が増えていて、キッチンの引き出しにはものすごい量の箸が入っている。友達は日本に来たときに安くてかわいかったから、と言って菜箸を束で買って来て使っていたし、他の友達は中華スーパーで買ってきたツルツル滑る箸を使っていたり。。そんな箸だったら私たち日本人でもたぶん上手く使いこなせない。もしや、そんな箸を使っているからだろうか。それが訓練になっていて、普通の箸は私よりも上手なんじゃない? ってくらい上手く使いこなせている。

 そう考えると ”la cuiller”(キュイエ)『スプーン』の出番が少ない。小さめスプーンはヨーグルトとかを食べるときに使うけれど、大きいスプーンは? スープを飲むときぐらいにしか登場しない。そういえば、フランス人はおみそ汁を飲むときはお椀から啜るのは難しいようでやっぱりスプーンで飲む。我が家でも大きめのスプーンは使うことが滅多にない。。

 

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