2014/11/10

言語



 日本語って難しい。日本人ですら、そう思うのだから、他の国の人にとってはもっともっと大変なことだ。
 息子は小学生の頃から中学にかけて、友達のDanielleからフランス語を習っていた。その代わりに私がDanielleに日本語を教えていた。漢字の由来に興味があったDanielleに教えるのは、ほんとに難しかった。漢字の由来って言われても。。
 
 日本人でも難しい日本語。フランス人の友達は口を揃えてこう言う。「世界の言語で1番 難しいのは、日本語ね」漢字も難しいし、カタカナは意味がわからないと言う。「ひらがながあるのにカタカナなんて必要なの?」似ているものもあり、ひらがなとカタカナが混同してしまうようだ。
 そういえば、最近、カタカナが苦手な子が多くなっているらしい。それは、学校でさらっと習うだけで、使う頻度が他の文字よりも少ないから、らしい。携帯やパソコンに頼ってしまって、漢字を忘れてしまうことも多々ある。
 フランス人もフランス語が完璧ってことはない。知らない単語や綴りがわからないってことも。フランス語の単語は男性名詞、女性名詞に分かれていて、男性形には単語の前に冠詞の”le”(ル)、女性形には”la”(ラ)などを付ける。しょっちゅう使う単語は、冠詞と単語をひとまとめで覚えているので間違えることはない。でも、あまり使わない単語の冠詞はよくわからなくなるらしい。漢字だけじゃない、フランス語も難しくって奥が深い。

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