2014/11/03

On t'aime, Patrick!


 フランスへ行くと、Courteille(クーテイユ)家が私たちの家になる。よくブログに出てくる、大好きな友達 Marie一家だ。子供たちも小さい頃から知っていて、まさしく家族ぐるみの付き合いだ。いくら仲が良いとは言え。。1ヶ月ほど、家族3人でおじゃましても、みんな嫌な顔ひとつせず、いつも自分の家みたいに過ごせる、そんなすてきな家族。

 Rapを歌うアーティストになった Xavier、自由気ままに遊びに勉学に励むAlice、息子と同い年、小さい頃から変わらず、素直で可憐なままのDiane。みんな、このブログも見てくれていて、喜んでくれているのは、ほんとにうれしい。
 子供たちのパパ、Patrickは仕事もできて、ダンディーで優しい、でもお茶目なまさしく、フランス人という感じ。私たちが長く滞在している間、ジャンキーなものを食べていると、いつも呆れ顔で、おいしいごはんを何度も作ってくれた。何度も一緒に旅したし、Patrickの実家にも行った。まだ3歳だった息子に、大好きな車のイラストがたくさん描かれたパネルを手渡してくれた、初めてフランスで過ごした思い出として。でも、スーツケースの2倍近くあるパネルは、どう考えても日本に持って帰れない。そんなことも考えず、ただ、息子の喜ぶ姿を見たいがために買ってきてくれた。ほんとに優しい人だった。
 
 7年前の今日、Patrickはこの世から旅立った。数年、病と闘っていて、いつかこの日が来るかもと感じていたから、覚悟はしていたけれど、Aliceから電話で報せを受けたときはおいおい泣いた。悲しすぎて、つらすぎて涙が止まらなかった。今でも、Patrickのことを思い出すと涙が出る。でも、写真の中のPatrickはいつものPatrickだ

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