2015/11/28

電気コンロ付きオーブンレンジ


 フランスでは食事に時間をかける。前菜から一皿ずつ、ゆっくりと持ってきてくれるから、食べ終わるまでにかなりの時間がかかる。それが楽しいのだけど、でも作る人は大変だ。最後の人が食べ終わる少し前にそそくさとキッチンに戻り、準備する。お皿もその都度替えてくれて、人数が多ければ多いほどお皿の量も増えてなかなか大変だ。

 フランスの家庭には食洗機があっていいなぁ、といつも思う。小さなアパートにはさすがに設置場所がないけれど、家族が暮らすアパートや一軒家にはだいたいあるのだ。
 でも、みんながみんな、広いところに住めるわけではない。息子と二人暮らしの友人のアパートはふたりで暮らすには十分だけど、とにかく荷物が多い。もちろん、食洗機もない。キッチンにあるテーブルの上には買ってきた野菜やパン、調味料が片付けられず、山積みになっている。しかも片付けが得意でない友人の家のキッチンはあらゆる場所に洋服やら本が散乱している。その部屋にはシャワー室もあるからそんなふうになっても仕方がないのだけど。。
 で、置き場に困って電気コンロが上部についているオーブンレンジを流しの上に置いて使っている。埋め込み式のでっかいのじゃなくて、一般の家庭の普通の大きさのオーブンだけど。。それで肉を焼いたり、揚げ物までもしてしまう。はじめは便利でいいな、と思ったけれど、何かこわいし、レンジ本体がすぐに汚れてあんまりよろしくない。。
 あっ、書きながら思ったけれど、これって置いて使うものじゃなくて、埋め込み式のを置いて使ってただけかも。。

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