2014/05/13

日焼け


 さて、私たちが夏のフランス滞在から戻ってくると、みんな口を揃えて言う。「どこへ行ってきたの?」と。1ヶ月ほどの滞在中、毎日、出歩いているのだから、嫌でも日焼けしてしまう、嫌じゃないんだけど。。
 
 フランスの紫外線はけっこう強い。でも、夏の日差しは気持ちがいい。フランス人は肌を焼くのが大好きだ。Caféでは陽のあたる席を探すし、公園でひなたぼっこをするのも大好き。海やプールはもちろん、庭で食事のときもCaféでお茶するときも、サングラスは必需品だ。小さい子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで、老若男女問わず、サングラスをかける。でも、帽子をかぶった人はあまり見かけない。日焼けすることに寛大だ。
 
 息子は生まれたときから肌が黒く、しかもサッカーをやっているので年がら年中、真っ黒だ。パンツのとこだけ焼けていないってこともなく、正真正銘、全身、真っ黒なのだ。友達 Ismaelがある日、真剣な顔で「あぁ、今年はこんなに日焼けしちゃったよ」と言いながら、息子と腕を比べていた。あらま、夏の終わり頃にはあんまり、変わらなくなるよ、ほんとに。私も吸収率には、けっこう自信がある。小一時間、外にいるだけでいい感じに焼けてくるが、息子には及ばない。
 さて、1ヶ月後、気をつけていなければ、いや、けっこう気をつけたつもりが、サングラスやサンダルの日焼けの跡がくっきり。あぁ、全身真っ黒には到底なれない。息子よ、うらやましいぞ。

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