2015/01/18

伝統菓子


 フランスの地方には、おいしい伝統菓子がたくさんある。知らぬ間に食べてることもあるから、名前はわからないものも多数。友達 Marieの実家のある、ブルターニュ地方にもおいしいお菓子がある。 
 ”Kouignamann”(クイニーアマン)もそのひとつ。ちょっと見慣れない綴りなのはBreton(ブルトン語) だから。”kouign”はお菓子、”amann”はバターという意味で、バターたっぷりのお菓子ということだ。今では日本でも売られているので、馴染みの味になっている。
 他によく食べられるのが 、Far Breton(ファーブルトン)。”Far”は牛乳のお粥という意味で、固めのプリンのような、もちもちとした食感。パリでもどの地方でも売られている、Fran(フラン)にも似ている。中にりんごが入っているものもあるけれど、ほとんどがプルーン入りだ。クイニーアマンはどこのものもはずれがないけれど、ファーブルトンは入っているプルーンのおいしさによって、変わる気がする。
 
 Marieが小さい頃、ママが作ってくれたクイニーアマンやファーブルトンを食べていたそうだ。「Marieも一緒に作ってた? レシピ教えてほしいな」次の日、手渡されたのはレシピ本。「あれ、Marieのママのレシピがよかったな」「最近は全然作ってないし、買ってもおいしく食べれるから。。」まぁ、確かに。。
 街角のおみやげ屋さんにも、レシピ付きポストカードが売られていて、料理好きの友達に便りを送ると喜ぶかも。うん、よいアイデア。

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