2015/08/05

フォアグラ



 フランスの田舎へ行くと、今でこそ増えたけれど日本人はやっぱりめずらしく、だからどこへ行っても声をかけられる。モノめずらしいのもあるだろうけど、私は割と好意的に受け取っている。家族と一緒だから変な意味もないだろうし。。

  Isabelleの実家、Bergerac(ベルジュラック)のある年の夏祭りでも同じように声をかけられた。そのおじさんは「昔、日本に行ったことがあるよ、仕事で」と言っていた。そして山を持っていてトリュフを取るのが仕事だと言って「一緒に取りに行く? 家にも遊びにおいでよ」と。家よりもトリュフのほうに断然興味がわき、連絡先を交換したような。。結局は二度会うこともなく、もちろんトリュフを取って食することはなかった。残念。。

  世界三大珍味のトリュフやキャビアはそのままでも、もちろん料理にだって使われる。だから”la truffe”『トリュフ』”le caviar”『キャビア』は料理名に添えられて使われるから、メニューにも度々出てくる。
 ”le foie gras”『フォアグラ』は食べるといえば、パテが基本。だから ”le pâte de foie gras”(ル パテ ドゥ フォアグラ)と言わなくても”le foie gras”だけでパテのことって通じるし、こう言うのが通例らしい。もちろん、フランス料理にもソテーされたりして出てくるし、一番料理にも使われるフォアグラ。パテでも食べられるフォアグラが一番庶民的なのかも。

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