2014/04/15

自給自足の田舎暮らし


 フランスの田舎の家の自給自足とは、こんな感じなんだろうな。ぽつんと建った家の周りには、見渡す限り、トウモロコシ畑と野っ原。家なんて全然ないのだから、夜は真っ暗闇の世界だ。塀も門扉もないのに、放し飼いにしている鶏や山羊は庭から出て行くことはない。初めて行ったときに食べた、採れたての卵で作ってくれた料理は大げさでなく、今まで食べたことがないくらいおいしかった。搾ってくれた山羊の乳も甘かった。
 それから、しばらく訪れていなかったが久々に遊びに行くと、庭ではみんなと鶏の丸焼きが私たちを出迎えてくれた。ここはNormandie(ノルマンディー)のPatrickの妹、Agnès家族の家なのだが、何度行っても『北の国から』を思い出す、まさに自給自足の田舎暮らしだ。夏でも朝晩はひんやりするから、鶏の丸焼きのための焚き火がちょうどいい。その晩は食べて飲んで、歌って踊って、忘れられない日となった。

 さて、初めて訪れたとき、初めて見る日本人だ〜と私たちを遠目で見ていたEveとは、しばらく文通していた。私はあんなにおいしい卵を毎日食べられて羨ましいとか、そんなことを書き連ねていたのだが、Eveが大きくなってから知った事実。Eveは卵があまり好きじゃなかったらしい。食べれるが、今はほとんど食べないみたいだ。ショック〜、食べ過ぎ注意だ、ほんとに。

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