2014/04/21

大の仲よし


 友達のElianeにはたくさん兄妹がいる。何人だったか? 何度聞いても忘れてしまうのだが、パリやレユニオン島に住む兄妹、そしてここメドックには何人かの妹たちが住んでいる。フランス人のお父さんとヴェトナム人のお母さんを持つElianeたちは、エキゾチックでどこか日本人にも似ている。だからなのか、Elianeと初めて会ったときもそうだったように、妹のMichèleともすぐに仲良くなった。
 
 曇り空で海に行くには少し肌寒いある日、車で小一時間ほどのBordeaux(ボルドー)へ行くことになった。車に乗れる人数が限られているので、Elianeはお留守番だ。ボルドーの町をブラブラしていると、サッカーが大好きな息子がフランス代表のユニフォームを見つけた。するとMichèleは「旅の思い出にプレゼントするわ」とレジへ持って行ってしまった。しばらく、「私が出すから」「いいの、プレゼントさせて」の押し問答が続いたが、素直にその好意を受けることにした。帰ってから、Elianeにそのことを話すと、「C'est normal」(セ ノーマル)『そんなの当たり前よ』と答えが帰ってきた。決して当たり前でないことを、さらっとやってくれるフランス人の友達に感謝だ。
 
 さて、兄妹同士、仲が良いElianeの妹の家では、いつもこんな光景が見られた。飼い主に似るのか、犬たちも大の仲よしだ。

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