2014/04/27

ラジオ


 フランス人の友達の家の冷蔵庫の上には、ラジオが置いてある。ボリュームが絞られた音が下手すれば、蛇口から流れる水の音よりも小さく流れている。Marieの家でもいつもそうだった。そして、車の中でもやっぱり、いつもラジオだった。

 15年ほど前、Marieたち家族が、郊外のアパートに住んでいた頃の話だ。駐車場はなく、アパートの前に路駐していたのだが、夜、家に戻るときにすること、それは必ずラジオを持って帰ることだった。ポータブルのラジオではない、れっきとした備え付きのラジオだ。なんか、もうすでに盗難にあったかのように、ごっそりとえぐられた車の中の一部分。そう、置いておくと盗難に合うらしい。鍵を閉めて貴重品(?)を置いておくと、窓ガラスは割られるはラジオは盗られるはで、踏んだり蹴ったりだと教えてくれた。私たちにとってみればコンポでもカーナビでもない、車のラジオを持って行かれること自体が想像できないことでびっくりだった。
 そのうえ、Marieの車の中は隙間を見つけるのが難しいほどゴミが散乱していた。「こうしておくと、泥棒に入られにくいのよ」えーっ、ほんと? 盗難防止のためにやっているのか、面倒だから掃除しないのか、いや、もしかしたらもうすでに荒らされてこうなったのか。。とにかく、特に郊外は車上荒らしに注意だ。

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