2015/05/04

古いもの


 古いものが好きだから、フランスへ行くとそんなものばかりに目が行く。だから蚤の市やBrocanteには必ず行くし、そんな時はちょっと目の色が変わっているらしい。

 行けば必ず、何かが見つかるわけではない。見つかる時は次から次へと出てくるのだけど、見つけられない時はとことん見つからず、何だか焦ってくる。だって、蚤の市は毎日あるわけじゃないし、と焦って妥協してはいけない。持って帰れるものには限りがある。
 
 さて、人それぞれ好みの違いはあるけれど、Marie-FranceのChambre d'hôte(シャンブル ドット)に置いてあるもの、使われているもの、どれもこれも欲しいものばかりだ。センスがよいというだけでなく、ちゃんと愛情を持って使っているなぁと感じる。もちろん、使う頻度の少ないものもあるけれど、どれも惜しみなく使われていて、しかも味がある。
 やっぱり、物は使ってあげなければ良さが出ないのだ。ただし、使っていない時の置き方にもセンスを感じる。使うものだからと言って、おざなりにはしないのだ。前から見ても横から見ても、どこから見ても素敵だ。
 あ〜、Marie-Franceの家、丸ごと欲しい〜。

 

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