2015/05/20

Pompier


 昨日の郵便屋さんにしろ、仕事はきちんとしているのだろうけど、パリでは何かのびのびと自由な感じのする職業がある。警察官はローラーブレードで巡回していたり、子供に手を振ってくれたり、写真撮影もOKだ。日本では写真はもちろんダメだし、気軽に話しかけられない雰囲気がある。

 フランスで一番人気がある、といえば、Pompier(ポンピエ)『消防士』だ。小さな男の子のなりたい花形の職業だし、女の子にもモテる。もちろん大変な仕事だし、体力勝負だからなのだろうけど、みんな筋肉ムキムキだ。もうこれが半端ない。パリでマッチョといえば、ゲイの人か消防士ってくらいだ。
 
 年に一度、7月14日の革命記念日でのパレードでも消防士の列は拍手大喝采だし、何よりその前夜の消防署主催のダンスパーティーは人で溢れかえる。
 そして、一番有名なのが消防士が訓練や消防車と一緒にポーズを決める、年に一度売り出される、セクシーカレンダーだ。
 このムキムキな消防士のセクシーカレンダー、殉職された消防士の家族や子供たちに寄付するためらしい。何ていい話。ますます、人気が出るのも納得だ。
 でもカレンダーを見ると、見せたいんじゃな〜い? と思ってしまうほど、ノリノリだ。

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