2015/07/01

ノーメイク


 フランスにはたくさんの化粧品ブランドがある。百貨店の1階に並ぶような高級ブランドから、Pharmacie(ファーマシー)『薬局』で買えるような手頃なものまで多種多様だ。

 ところでこんなに化粧品に溢れているフランスだけど、一体誰が使っているのだろう。少なくとも私のまわりの友達で高級ブランドを使っている人はいないし、メイク自体ほとんどしていない。もともと肌や髪の色素が薄いからか、少々眉毛がなくても変じゃないし、睫毛も長くクルンと上がっているので、メイクをしてもしなくてもあまり変わらないのだ。メイクと言えるものは時々つけるリップくらいだろうか。だから、誰があんなにたくさんある化粧品を買っているのかと、いつも思ってしまう。
 薬局で買える手頃な値段の化粧品も使い心地もよく、効果に表れるものがけっこうあって、そちらの化粧品を使っている友達も多い。フランスで買えば日本で売られているものの1/3の値段で買えてしまうから、私も必ず買って帰る。そんなに安いのにパリに暮らしていた頃は化粧をしたことがなかったから、それすらも不要だった。。
 
 フランスに暮らすと、ほとんどの人がそうなっていく。フランスに暮らしている人と旅行者の区別はここですぐわかる、メイクをしているか、していないかで。。

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