2015/07/28

お風呂時間


  ブルターニュ地方のPlougasnou(プルガノー)に行くと、いつも泊まるところがある。何度かブログにも書いているMarie-FranceのChambre d'hôte (シャンブル ドット)だ。雑誌のエディターをやっていたMarie-Franceのやっているここは、とにかくステキで居心地がよい。ほとんど友達のような付き合いだったから余計にそう感じていたのかもしれない。日本から行く人たちにもぜひ、おすすめしたいくらいだ。

 ある年、プルガノーを訪れることになり、当然のごとくMarie-Franceに電話を入れてみた。でも連日予約が入っており、部屋が取れなかった。そりゃ、そうだ。2部屋しかないうえにヴァカンス時期なのだ。ギリギリにしか予定を決めない私たち。。早めに予約すればよかった、と後悔しつつも、キャンセルが出ることを期待しつつ、宿を探した。すると近くに最近できたばかりのシャンブル ドットがあると言う。期待と不安を抱えながら訪れると。。こんな小さな村にやって来た謎の日本人を訝しげに見ているマダム。もちろん、やさしく話しかけてはくれるけれど、何となく感じるんだよなぁ。
 
 さて、その夜、友人宅でおおいに飲んで騒いで、ちょっと遅めにシャンブル ドットに着いた。次の日も早く動き出したいし、夜のうちにお風呂に入っておこうってことになった。フランスでのお風呂時間は気をつけなければいけないのはわかっている。でも、シャンブル ドットとはいえホテルだし、一応お客様だし。。でも、気にしながら静かに入ったのに翌朝マダムに笑顔でチクリと言われた。「朝、入ればよかったのに」と。。あ〜、Marie-Franceのとこに今すぐ泊まりたいなぁ。

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