2015/11/25

カッコウ


 フランスを旅するとき、電車の中や公園、いろんな場所で子どもと出くわす。はじめは警戒したり恥ずかしがる子どもが多いけれど、この方法ですぐに打ち解けられる。『いない、いない、ばあ』だ。ちょっと隠れるフリしたり、顔を隠して、不意に”Coucou”『ばあ』とやる。これは世界共通、子どもの喜ぶ遊びだ。これを知っていると、どんな子どもとでも仲良くなれる。

 この”Coucou”、フランス語でメールを書くとき、書き始めにもよく使う言葉 。大人相手に『ばあ』もないだろうけど、仲のよい友達に楽しい気分でメールを書くときによく使う。『ヤッホー』的な意味合いだ。”Bonjour”(ボンジュール)と始めるよりも、”Salut”(サリュ)や”Coucou”を使うことが私は多い。ちなみに”Salut”は『やあ』という意味。仲の良い友達にメールや手紙の書き始めに使ったり、電話の挨拶でも、会ったときでも
”Salut”と挨拶する。この言葉、それだけではなく、別れるときにも使える便利な言葉。『じゃあ、またね』といった具合に。よく考えたら不思議な言葉だなぁ。

 あっ、話は戻るけど”Coucou”の本来の意味は鳥の『カッコウ』。なぜに?

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