2015/11/08

頑固さ


 フランスで暮らすと髪はギシギシ、肌はバリバリのボロボロになる。湿度は低く、普段使う生活水も硬水だからだ。何度も言うように、だから髪をあまり洗わず、洗顔もせず、シャンプーも身体用の石鹸もトリートメント効果の高いものを使ってある意味、ごまかしている。身も蓋もない感じがするけれど。。

 クセ毛の人がフランスの空港に降り立ったその時点でクセが取れてうねりがなくなる、というのは、ほんとの話。でも、水を使うたびにきしんでしまうから、いいような悪いような。。そのうえ、フランスで売られているシャンプーがイヤで日本から持参したシャンプーを使おうものなら、さらにきしみは悪化する。その土地の水に合ったものが開発されているのだから、違う国で使うのは髪や頭皮のためにはよくないことなのだ。なので、長期滞在ならフランスで購入したヘアケア製品を使うのが一番だ。とにかくフランス人は水を使うとよくないから極力水を使わない、ってことにこだわる。あんなにヘアケア商品が出ていても、街角の広告や雑誌で取り上げられているのを見ても。それを使ってきれいになるってことはどうでもよくて、頑に水を嫌う。実際よくはないのだから当然だけれど。。その頑固さ、どこかに向けてほしい。
 

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire