新しい靴って、初めて履く時、何だかワクワクする。昔、新しい靴は、夜おろしてはいけないと言われていた。あれ、朝だったっけ? とにかく、昔から伝えられる言い伝えというか、慣習というか、他にもいろいろあった気がする。爪は夜切ると、親の死に目に会えないとか。もっといっぱいあったけど、最近はそんなことお構いなしにやっちゃってる。
息子が小さい頃、歯が抜けて、どんどん生え変わる時期にふと思った。昔、歯が抜けたら下の歯は上に、上の歯は下の方に向かって投げるとよいと言われていたな、と。何だか乱暴な話だけど、言われる通り、屋根に向かって、下のほうはふんわり下のほうに投げていた。でも、小さいながら、この歯はどこへ行ってしまうんだろう、と心配になったのをはっきり覚えている。
さて、フランスでは、抜けた乳歯を枕の下に入れて眠ると、翌朝、コインに変わっている。もちろん、パパやママが入れ替えるのだけど。。ちょっぴり痛い思いをするのだから、それぐらいのご褒美はありだな〜と思う。
いろいろ考えた挙げ句、我が家は投げるのはやめた。やっぱり、小さい頃のどこへ歯は消えるの? という疑念が消えず、結局、小さな缶に保管して取ってある。時々、開けてどうなっているか見てみる。これ、一体どうしたらいいんだろう。あれ、フランスのみんなはどうしてるの?
Aucun commentaire:
Enregistrer un commentaire