2014/12/12

Kiki


 よく耳にする言葉。”Mon amour”(モナムール)とか ”Ma chèrie”(マ シェリィ)とか、”Mon petit”(モン プティ)とか”Ma Belle”(マ ベル)とか。。あげるとキリがないくらい、いーっぱいある親しい人への呼びかけの言葉。みんながみんな、使っているわけではないけれど、 かなり多くのフランス人がこの言葉を口にする。特に小さな子供を呼ぶ時、「私のかわいこちゃん」的なノリの言葉だから、聞いてるこちらも、何だか微笑ましい。

 フランス人もあだ名だったり、名前を縮めて呼んだり する。例えば、元サッカー選手のZidane(ジダン)の本名はZinedine Yazid Zidane(ジネディーヌ ヤジット ジダン)、みんなからは親しみを込めて”ジズー”と呼ばれている。
 友達のIsabelle(イザベル)は ”イザ”、Patrick(パトリック)は ”パト”と縮めて呼んだり、Sauvane(ソバンヌ)は ”ソウソウ”、Lou(ルウ)は ”ルウルウ”など、 語呂を合わせて呼びやすくしたり。Alice(アリス)は時々、人気のあったアイドル ”アリセット”とMarieに呼ばれていて、ちょっと嫌がっていたけど。。
 前にも書いたけど、例えばJean-paul(ジャン ポール)だったら、頭文字を取ってJP(ジーペー)と呼ぶ人もいる。
 
 友達のMarieは、小さい頃から知っている人たちに ”Kiki”(キキ)と呼ばれている。「何でそう呼ばれてるの?」と聞いても、物心がついた頃からこう呼ばれているから、なぜだかわからないらしい。Marie-Christineという名前なのだが、みんなMarieよりもChristine(クリスティン)と呼んでいる。だから、私はあえて”マリー”と呼ぶようにしている。でも ”キキ”って呼びたくなるほど、Marieはその名前を呼ばれるとうれしそうだ。やっぱり、小さい頃からの名前ってしっくりくるんだろうな。

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