2014/06/05

Galerie Nationale du Jeu de Paume


 ここも必ず訪れるところ、Galerie Nationale du Jeu de Paume『ジュウ ド ポウム美術館』。チュイルリー公園をコンコルド広場に向かって進んだ先の、一番端っこに位置するこちらは、堂々とした佇まいのれっきとした国立の美術館。でも、堅苦しい展覧会というよりは現代アーティストの個展が多く、パリっ子にも人気のある美術館だ。

 天井も高く、光が燦々と入る館内はとても気持ちがよい。館内はあまり大きすぎないので、欲張りすぎず、のんびりと鑑賞できるのも気に入っている。
 写真家で映画監督のCindy Sherman(シンディ シャーマン)や独自の世界観でゲイカルチャーを表現した作品で世に出た、Pierre et Gilles(ピエール&ジル)の展覧会は特にすばらしかった。鑑賞したあとは、入り口付近のショップに立ち寄るのも楽しみだし、ロビーの大きなガラス窓から差し込む陽を感じるのも心地よい。
 
 さて、ここに限らずだけど、必ず、美術館の入場券は大切に持って帰る。旅の思い出としての意味もあるが、本のしおりにちょうどいいのだ。特にここの入場券は洒落ていて、気に入っている。本を読むたびにパリの感傷にも浸れる、なーんてね。

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