2016/01/07

歩行者天国


 パリのシャンゼリゼ通りが4月から月に一度、歩行者天国になるらしい。それはいいアイデアだと思う。シャンゼリゼの歩行者用道路は広く、普通に歩く分には何の問題もないけれど、ちょっと向こう側に渡りたいなと思うときや凱旋門や通りの写真を撮りたいときに信号を気にしなくていいのは便利だ。立ち止まって写真を撮っている最中に信号が変わってしまい、横断歩道で右往左往する人をよく見かける。

 パリに暮らしている頃、シャンゼリゼ通りはほとんど行くことのない界隈だった。まず、観光地で人も多く、だからカフェやレストランの料金も高い。これといって見るところもないし、ブランドの店ばかり目に付く。それにお金持ち風な人と観光客が多くて、とにかく落ち着かない。
 でも、フランスへ行くと一度は訪れることになるシャンゼリゼ。それは、そこにしかないユニフォームを探しにサッカーショップに行くことになったり、そこの路面店にしかないスニーカーを見に行くことになったりするからだ。案外、シャンゼリゼに用事ができてしまう。だったら、自由に車道も行き来できたら気持ちよさそうだ。でも、月に一回だけ。しかも、まだ始まっていない。渋滞がひどくなって取り止めにならなきゃいいけど。。

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