2016/01/09

フォークとナイフを使いこなす


 フランス人は食事の時間を大事にしている。朝は忙しくてバタバタしているけれど、昼は仕事の合間とは言え、のんびりとワインを飲みながら食事を取る人だっている。夜はじっくりと時間をかけて食事を楽しむ。

 食事のマナーがわからないからフランスでレストランへ行くのは緊張する、ってよくみんな言う。確かに音を立てて食べる人はいないし、どちらかと言うと上品な食べ方をする人が多い。
 家での食事もほぼ同じようなマナーで食べる。フォークとナイフを使うのはさほど大変はことではないけれど、でも骨のがっつり付いた肉を食べるときや魚丸ごと1匹を食べるときはやや緊張する。力み過ぎると切りづらいし、ナイフと皿が擦れる妙な音が鳴ったりしてしまうし。。すると、ますます緊張してしまう。。

 フランス人だってみんながみんな、フォークとナイフを完璧に使いこなせているわけではない。食べにくいものは手で食べちゃうことだってある。ただ、基本的に食べれるものはすべてフォークとナイフで食べる。小さくてコロコロとしたフォークで刺しにくいものを利き手じゃない左手で食べるのはちょっと緊張するけれど、緊張しながら食べるのはおいしくないし、とにかく力まないことが大事だな。。少々の失敗はフランス人だってするしね。

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