2015/07/26

長いアプローチ


 いつも思う。四六時中、人で賑わっている観光地にはそこに普通に暮らす人々もいて、イヤだなぁと思うことがたくさんあるんじゃないかなと。。でもそれを楽しめたらそれはそれで何か楽しいのかな。

 昨日も書いた”Île de batz”(イル ド バ)は小さな島だから、住宅のある細い路地裏でも観光客が歩いているのが普通だ。夏の間だけとはいえ、住人はちょっとうんざりだろうなと思う。でもそれを逆に楽しめたら、それはそれで楽しいだろうな。ある家では庭いっぱいに人形が飾ってあって、そんな趣味は全くないんだけど、あらま、すごいなと思ってしまう。たぶん、観光している人に楽しんでもらうためなのだろう。

 この島には何カ所か、海水浴の出来る浜辺があって、私たちが行った浜辺までは木のアプローチが続いていたけれど、きっとそれも自然にできたものではなくて、誰かの仕掛けだと思う。長いそのアプローチを歩いていると海に向かって行くワクワクする気持ちでテンションが上がる。こちら側と同じ空間ではなく、そこを抜けたら違った世界に行くような、そんな感覚だ。
 フランス人はそんな演出がとても上手だと思う。何もお金をかけるだけが楽しさを作り出すんじゃないな、とそう思うことがよくある。ステキなことだ。

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