2014/04/30

大好きなかご






 ふと思い立ち、ブログを始めてから一ヶ月ちょっと。ほんの些細なことを少しずつだが、毎日更新しているこのブログも本日、50回目だ。これからも細く長ーく、フランスについて書いていこうと思う。

 今回はSpécialということで、これからの季節に大活躍のPanier(パニエ)『かご』について少し。野菜や果物を大量に買うときはカートが便利だけど、フランス人はMarchéに行くとき、ほとんどの人がかごを持って行く。いわゆる、普通のお買い物かごだが、ここ何年も日本人の間で流行っているのが、フランス人には不思議でたまらないらしい。確かにフランス人がMarchéに持って行くようなかごを、日本人は街角で持っているわけだから、ちょっと奇妙に映るのかもしれない。
 
 Marais(マレ)の雑貨屋さんでシンプルなかごを2つ買い、翌年も同じところで同じものを購入した。「昨年の夏も買ったわよね。そんなに買ってどうするの。買って行くのは、日本人ばかりよ」と真剣な顔で聞かれた。少々汚れても気にならないし、丈夫だし、ポイポイ物が入れられるし、何より、すぐに欲しい物が取り出せるから便利だ。でも、こんなものをフランス、ましてやパリの通りで持っていたら『はい、何でも盗ってください』と言っているようなものだ。口の閉まらないものは、危険極まりない。
 でも、そんなに不思議がられても、好きなものは仕方がない。また、ついつい買ってしまう。大量にスーツケースに入れて持って帰ってくるが、形が崩れてしまったMarché かごやアフリカンなかごは、熱ーいお湯に浸けて、形を整えて干しておけば、あっという間に元通りだ。スーツケースにギュウギュウに詰め込んでも大丈夫。ということで、また、かごが増えてしまう。。


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