2015/02/12

ござ


 フランスの店作りは遊び心に溢れている。フランス人はおしゃれじゃないって言ってみたり、矛盾しているけれど、クリエイティブな部分で長けているのは間違いない。パリにはかっこいいお店がたくさんある。日本とどこに違いがあるのかをいつも考える。そもそも建物が違うし、窓やドア、床は味がある。それに天井も高いし、吹き抜けがあったり、とにかく空間に余裕があるのだ。陳列や配置はというと、どこにそんな発想と知恵があるのだろうと、つい思ってしまうほどステキだ。

 ”Antoine et Lili”の一店舗目はサンマルタン運河沿いだったと思う。その後、パリのあちこちに、それから地方の町にもできて有名店になった。もともとはアジアンな雰囲気とフランスのエスプリの入り混じった雑貨を売る店だった。とにかく色彩鮮やかでキッチュな小物や布ものが人気のある店。今は服やアクセサリーも売られていて、行くと必ず立ち寄り、つい買ってしまう店。
 
 ここで毎年買いたくなるのが、カラフルな色合いのござ。一畳ほどの大きさで、家の中で使っても、ピクニックに持って行ってもいい感じ。
 ある年、いつもよりちょっぴり大きいものを見つけた。色合いも柄もいい感じなのだけど、丸めて持つと若干大きい感じがする。お店の人は「大丈夫よ、飛行機に載せても問題なかったわよ」と。
 でも案の定、帰りの飛行機で大きすぎるから載せれない、いや載せて〜の押し問答が繰り広げられ、結局は相手が折れてくれ、持って帰ることができた。大変な思いをして持って帰ったものほど何か使えなくて。。くるくると巻かれたござが我が家には何本もある。

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