2015/02/08

ニセ物


 フランス人はストッキングとかタイツをあまり履かない。寒い冬にはあったかい格好で足を出したりもしないし、たぶん、面倒で履くのもいやなんじゃないかなと思う。基本的にどんな時でも生足だ。だから、必然的に靴も裸足で履くことになるのだけど、そのせいからか長時間歩くと、靴づれしたり、マメができたりしている。背が高い人も多いからか、足も大きくて、でも足の幅が狭いからなかなか合う靴がないと嘆いている。

 さて、フランス人の友達がどんな靴を履いているか、ちょっと思い出してみる。どんな服を着ていたかは想像できるのに、靴は思い出せない。コンバースもよく見かけたけど、フランスでは少し高いから、ぼろぼろになるまで履きつぶす覚悟だ。ヒールの高い靴を履いている人はほとんどいない。石畳を歩くには実際のところ、ムリがある。ロンドンの定番ブーツを履いている人もいたけれど、ごく一部だ。はて、みんな何を履いていたっけ?
 
 フランスのあちらこちらで見かける、靴のチェーン店がある。靴が箱の上に並べられて店中、靴だらけなのだけど、どれもこれもどこかのブランドのニセ物みたいな感じだ。でも価格が安いからか、いつも人で賑わっている。よーく見ると、案外いけてる風な靴もある。でも手に取ってみると、やっぱり素材もデザインもあんまりだ。ほぼ似てるけどニセ物のこんな靴を、わかっているのか、それとも騙されたフリをしているのか、よく履いている。いやー、似ててもやっぱりニセ物だけどね。

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