2015/02/13

Chocolatier


 今日は行く予定のなかった百貨店に行ってしまった。運悪く、入った入り口は地下のスイーツ売り場、降り立った階も催事場でチョコレートを売っていた。そう、明日はバレンタインデー。あっちを見ても、こっちを見てもチョコ、人、人。。

 フランスではバレンタインデーはこんなに盛り上がらない。男性から女性に花束を贈ったりはするけれど、女性から贈る、なんてことはない。他の多くの国でもそうらしい。日本では最近、友達同士で贈り合う、友チョコなるものが出現して、次は何チョコが流行るんだろうと憶測してしまう。
 
 フランス人はチョコを贈られるのが大好きだ。花より団子というわけでもなく、花を贈られるのも好きだけど、ケーキやワインよりもちょっとお高いChocolatier(ショコラティエ)『チョコレート屋さん』のチョコなんか贈られた日にはみんな、ご機嫌になる。まぁ、それは、チョコレートが好きな人なら誰でもそうかもしれないけど。
 日本でもそうだけど、フランスの高級ショコラティエはちょっと敷居が高い。高級ブランドのブティックのようだ。買いに行く時の洋服までは気にしなくても、髪乱れてない? この靴で大丈夫? くらいは気にしてみる。買うのもドキドキだけど、これ一個でこの値段か〜、と食べる時もドキドキだ。これだから、もらうとテンションが上がるのは間違いない。
 

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