2015/05/10

ムチ


 今日は la fête des mères(ラ フェット デ メール) 『母の日』だった。フランスでは5月の最終日曜日。あげるプレゼントもこれと決まっているわけでなく、様々だ。そういえば、日本もカーネーションが定番だったけれど、今はそういうわけでもない。でもやっぱり、花を贈る子供たちが多いのかな。

 母の日に限らず、誕生日や例えば友達の家にお呼ばれした時とか、花を持って行くと喜ばれる。ある年、Marieの旦那Patrickの誕生日のお祝いに迷いに迷い、花束をプレゼントするとすごく喜んでくれて、男の人でもうれしいんだなと意外な気がした。この時、Marieたちは家族で選んだという、アジアチックなパーティションをプレゼントしていた。部屋の区切りにするのか、何かをかけるためなのか、どういう理由かはわからなかったけれど、もらった Patrickもとても喜んでいた。しかも欲しかったものだったらしく、蚤の市でよく希望通りのものがあったなと感心した。
 
 フランス人の友達と蚤の市へ行くと、意外な物を手に取って見ていることがある。日本人だろうとフランス人だろうと人それぞれ、趣味や好みがあるから不思議ではないけれど。。
 Marieと近所のMarchéへ出かけた時のこと。いつの間にか、一角でブロカントを売るおじさんと話し込んでいる、手にムチを持って。。「それ買うの?」「ちょっと迷っているのよねぇ」何に使うのか??「それ、使う?」「きっと何かの役に立つ日が来ると思う」そう言うと何か閃いたようで、店のおじさんからまけてもらうことなく、ムチを購入。何に使うかは不明だけど、案外これがおしゃれなムチでいい買い物だったと納得した。今現在、これを持っているかどうかは不明。。 

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