2015/05/14

物件



 アーティストの友達のアトリエを訪れるのが好きだ。一軒家の一階部分をアトリエにしたり、創作活動のためにガレージを改装したり、さまざまな形態がある。私も仕事場と家が一緒だから、よい面とそうでない面があるのはよくわかる。とにかく、一日中創作に没頭できるのはよいことのひとつだと思う。

 アトリエでないけれど、ちょっと風変わりな部屋に住む知り合いもいる。もともとアクセサリーのお店だったようで、通りに面していて大きなガラス張りになっているNathalieの部屋。以前は倉庫として使っていた地下もあり、ちょっと落ち着かないかなと思ったりもするけど、普通のアパートにはないおもしろさがある。
 そういうところに好んで暮らす人はやっぱり、センスのよい人である、と思う。雑誌のフリー編集をやっているNathalieはそう、フランス人の中でも数少ない、ほんとにおしゃれな人である。あっ、これは私の感じているおしゃれなフランス人っていう意味だけど。。部屋もファッションも佇まいも、ほんとに隙のない完璧な感じだったな。
 あ〜、日本にもこんな物件があればいいのに〜。。と切に思う。

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