2015/08/22

MANANI


 友達のMarieは9月にアフリカを訪れるらしい。渡航目的は聞いていないけれど、小さい頃アフリカで育ったMarieは、あちらにも友人が多くいる。それに同じようにアフリカで育ったフランス人の友人たちとは、今でも兄妹のように仲がよい。そんなこともあってか、Marieはアフリカに造詣が深い。アフリカのあらゆること、子どもたちのことや教育問題などをコラムに書いている。パリにもアフリカの友人がたくさんいるMarie。もともと移民の国だから、アフリカからやってきた人々も多い。アフリカ人街と言われる界隈にはアフリカ料理の店、美容室、問屋、さまざまな店が建ち並ぶ。ここの界隈が大好きで何はなくとも、この辺りには必ず訪れる。

 ここからほど近い、モンマルトルに友人の店がある。アフリカのファブリックを使ったバッグやスカート、アフリカのアクセサリーなどを扱うお店だ。ここの主人Ismaelは私がパリに暮らしていた頃のほんとに初めのほうの友人。それこそ、まったくフランス語が話せなかった頃からの友人だ。後に日本人のみずきちゃんと結婚した。
 クリニャンクールの蚤の市の古着屋さんから始め、モンマルトルのお店を開いてもうかなり経つ。最近ではよく見かけるアフリカンファブリックのバッグや服だけれど、Ismaelとみずきちゃんが始めたのはかなり早かったと思う。パリを訪れると必ずお店も覗くし、何はなくとも会いに行く。

 

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire