2014/11/13

機内での息子


 よく聞かれること。フランスまでの飛行機の中、子どもはじっとしていられるの、と。息子は3歳の時に、初めて飛行機で旅した。寝坊事件(以前書いた。。)があって、韓国までの道のりはあっという間。ここは日本なのか、どこなのかわからないまま、何日かを過ごし、韓国からフランスまでのある意味、息子にとってほんとの旅が始まった。

 子どもは離陸の時に耳抜きができず、泣いてしまうことも多い。そんな時は何かを飲めば、耳抜きもでき、気も紛れる。息子は平気な体質だったのか、何も飲まなくても全然平気だった。
 私はいつも、飛行機の中で寝て、食べて寝て、時々、映画って感じだけど、不思議なことに3歳の息子も同じように過ごし、時には私を見守ってくれていた。「ごはんがきたよ」と起こしてくれ「ねてもいいよ」と声をかけてくれる。いや〜、何てできた息子。というわけで、子連れで大変だと思ったことがない。
 息子は飛行機の中でもらえる 、飛行機グッズも楽しみだった。お絵描きセットだったり、トランプだったり。英語がわからないなりに、客室乗務員の人とコミュニケーションを取り、だんだんと大きくなるにつれて、欲しいものは自分で頼んで得意気だった。
 書きながら、思い出してきた。長時間の機内は、大人にとっても楽なものではない。でも、一緒に過ごす大人が少しでもリラックスできれば、子どもだって快適なんじゃないかな。
 

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