2014/05/05

Montreuil


 住んでいた頃、毎週末のように通ったMontreuil(モントルイユ)の蚤の市。その隣の駅にEricとSophieの家はある。メトロの線はギリギリ通っているけど、静かな郊外の町だ。

 Ericたちがこの家を見つけたとき、二階に通じる階段は外に付いていたし、一階部分のリビングもいくつもの壁で仕切られていて、とても人が住める感じではなかったらしい。一階部分は壁を全て取り払い、広々としたリビングに作り上げていったのだが、とにかく、家づくりへのこだわりがすごい。家具とのバランスが悪いからと、窓の位置を10センチほど下げたり、バスルームは細部にまで遊び心を忘れない。
 Ericは、パリのOberkampf(オベルカンフ)で、ちょっとマニアックなおもちゃ屋さんを営んでいる。それとは別にアンティークを扱う仕事もしているので、パリ滞在中、蚤の市やブロカントの情報を教えてくれる、頼もしい存在だ。そういうわけで、Ericの家にはお宝がいっぱいなのだ。エールフランスの古いポスターや年代物の缶、とにかくどれもこれも欲しいなぁと思うものがさりげなく置かれている。また、古いものとモダンなものとのバランスが絶妙でセンスがよいので、撮影場所としても時々貸しているらしい。
 
 リビングにすごい存在感で鎮座する、壁一面の食器棚。昔、工場で使われていたらしいのだが、これがほんとに味があっていい。引き出しがたくさんあって、引き出し好きにはたまらないのだけど、要るものを一発で探し当てることが難しいらしい。「あれっ、どこの引き出しだっけ?毎日、こうよ」と言いながら、Sophieが引き出しを開けたり、閉めたりしている。羨ましい悩みだ。。

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