2014/07/10

エコ


 そういえば、ここ数年、日本でもエコに取り組む人が多くなっている。リサイクルやリユース、いろんな取り組み方があるが、フランスはずいぶん前から、毎日の生活の中で実践され続けている。
 
 例えば、ゴミの分別も徹底している。ペットボトルや段ボール、お菓子の箱、新聞は同じ日に出す。一軒家の場合、各家庭に置かれている大きな緑色のゴミ箱に、全部ぐちゃっと入れちゃっても大丈夫だ。アパートの下にも同じものが置かれている。これはリサイクルできるもののゴミの日。面倒くさがりのフランス人でもできる方法だ。
 最近、日本でも多くなってきたけど、スーパーのレジ袋もなく、もし欲しいならオリジナルの袋を買うように、レジ横に吊るしてある。レジ袋のあるスーパーでも、薄くてすぐに破れてしまい、あんまり役に立たない。だから、みんなエコバッグを持ち歩く。Marchéにもかごやカートを持って行くのが当たり前だ。
 パリにはリサイクルしたものを扱うお店も多くある。タイヤを使ったオブジェ、いらなくなったゴムを使ったブレスレットなど。そのお店で買った鏡の裏は、よくあるチラシなどの裏紙だった。ちょっとお洒落な界隈のちょっとおしゃれなお店で、こんなモノたちが置かれている。
 
 こんな光景は今に始まったわけではなく、ずいぶん昔から、当たり前のこととして、さらりとやっていることなのだ。道端に家具や椅子が捨てられていると、あっという間に誰かが持って行ってしまう。私も暮らしている頃はしょっちゅう持ち帰っていた。今、アンティークのお店で高く売られているようなものが捨てられていたのだから、拾わないわけにはいかない。
 いつか、かかとがすり切れ、側面も破れてしまったお気に入りの厚底スニーカーを、泣く泣く捨てたとき、ものの10分でなくなっていたことがある。とにかく、誰かが捨てれば必要な人が拾い使う。まさにエコを地で行くフランスだ。すごいな、フランス。

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