2014/07/04

犬や猫


 フランス人は動物好きな人が多い。アパートでは動物を飼ってもよいし、周りに嫌が人もあまりいないので、やっぱり、犬や猫を飼っている人が多い。

 散歩するのはいいんだけど、道に犬のウンチを残して行く、そんなフランスの常識にはやっぱりついていけない。あぜ道ならまだしも、石畳の道にポツンと残されたウンチはどこにも消えない。よく、ウンチを踏んづける友達がいた。「なんか、におうよね」そんな時はだいたい、その子がウンチを踏んじゃったまま、家に来た時だ。パリの生活にウンチの話は切っても切れない。
 
 パリ郊外のMarieの家の猫、ドミノは自由に出入りして、何日も戻ってこないことなんて日常茶飯事だった。時にはお腹をすかせて、時には獲物をくわえて得意気に帰って来たものだ。でもやっぱり、田舎に行けば行くほど動物たちも自由だ。
 BergeracのIsabelleの実家で飼われていた犬、ピピットはどこが家なのか、どこが外なのかわからない感じだった。外へ出たつもりでも、10ヘクタールもある敷地の中は、どこまでも自分の家なのだ。でも時々、迷子になり、不安げに帰ってくることもあった。何ともまあ、贅沢な。。

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