2014/07/25

高級な紅茶


 旅に出ると気持ちも大きくなるし、今ここでしか買えないと思うと太っ腹にもなる。普段と違う通貨だから、うまく計算できなかったり、中途半端な単位だと計算に手間取ったりもする。せっかくの旅だし、いいと言えばいいんだけど、あまりにもの勘違いはなるべくしたくはない。

 暮らしていた頃、フランスはまだフラン通貨で、1F = 16円って感じだった。このままだと計算は面倒だけど、20円計算だとちょっと余裕を持って買い物ができ、物価も安かったこともあり、パリでの買い物も快適だったな。
 
 毎年行く旅に、友達が私たちの滞在日程に合わせてやって来たことが、何度かある。異国で会うのはなかなか新鮮で楽しいものだ。ある年、友達カップルがパリにやって来た。その日は、マレを散策していたのだけど、お店の人や街の人々と交流を持って、旅の思い出にしてほしかったので、なるべく見守るようにしていた。某有名紅茶店に入った時のことだ。お店の人と英語でコミュニケーションをとって和やかな雰囲気だったので、私たちは外へ出て待っていた。しばらくして、おみやげの紅茶を買い終え出てきたふたり。「あれ? 何か、ちょっと高かったかも。。」領収書を見てみると、一点だけ一桁違う。まさか、打ち間違い? よく聞くと、一番おいしくて希少な紅茶なんだと説明されたらしい。けど、紅茶にこんな値段なんて。。言ってくるよと言ったけど、ふたりはせっかく楽しく買い物したし、大切に飲むから大丈夫と、そのまま持ち帰った。これも旅の思い出。でも一桁違う紅茶って、どんな味?

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