2015/04/04

フランスの乗り物


 息子は小さい頃、バスの一番前の運転手さんと反対側の席に乗るのが大好きだった。そこが空いていないとほんとに悔しがった。しかも降りるためのピンポーンは他の人に押されないように必死で、それがまた笑えた。今、息子にこの話をしても、ふんって感じだけど、ほんとに無邪気でかわいかったんだからね。

 まっ、それはいいとして、どこの国でも子供たちは乗り物が大好きだ。比較的新しいメトロの一番前の車両はフロントガラスが大きくて、前がすっかり見渡せる。地下を走るメトロのライトに照らされた眼前はけっこう、スリリングで見晴らしがいい。大人だって何だか楽しめる。
 さて、子どもの楽しみは他にもある。メトロのドアを開けるための丸いボタンを押すことや、子どもにとってはやや難しいハンドル式のものも必死で開けて、得意気な顔で乗り降りする姿は何とも言えずかわいい。切符を通すのも楽しいし、それを失くさないで持っている緊張感も楽しいし、とにかく、子どもにとってフランスの乗り物は日本以上に楽しいらしい。特別なものがなくても子どもは旅を楽しめる。

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