2015/04/05

扇子


 フランスのAlsace(アルザス)地方を訪れたのは、真夏の暑い日だった。暑いというか、うだるような猛暑だった。せっかく、フランスで涼しい夏を満喫しようと思っていたのに、38℃を越える暑さになろうとは。。

 ただ、日本の夏よりも湿度は低く、若干過ごしやすいとはいえ、照りつける太陽の日射しは日本よりも強い気がする。湿度が低いこともあってか、想像以上に喉が渇く。500mlのペットボトルなんて3人で分けるとあっという間に飲み干してしまう。というわけで、2ℓサイズの水から始まり、炭酸水、ちょっと甘みのある炭酸ジュース、次から次へと空になっていく。大袈裟でなく、飲み続けても飲み続けても、一旦は喉の渇きを潤せても、満足できない。よく考えてみれば、そんな暑い中、朝から晩まで歩きっぱなしで、そりゃ、喉も渇くし、ヘトヘトになるのは当たり前だ。
 
 フランスのホテルは、ちょっと高級なホテルでなければエアコンなんてついていない。陰に入れば涼しいから、少々は我慢できる暑さだけれど、日中の気温があまりにも高かった日には、それほど気温も下がらず、夜も寝苦しい。猛暑が続いたある年の夏は倒れてしまう人も多く、もっと暑くてもエアコンのある日本のほうが、よっぽどマシかもしれない。時々、そんなことに見舞われてしまうフランスだから、わりと扇子を持っている人も多い。そんな暑い夏の日にSophieにもらった扇子は旅先の、確かタイで買ったというピンクのにおい付き扇子。扇子と言えば、の固定概念のある日本人にとってみれば、ちょっと驚きの代物。装飾でいっぱい穴が空いているから、仰いでもあんまり効率はよくないけれど見た目はかわいくてお気に入り。
 

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