2014/10/06

カフェオレボウル


 我が家にも、お気に入りのカフェオレボウルがある。お客様にカフェオレを出す時に使ったり、麺類をこれで食べたり、ちょっとしたおかずを入れたり、いろんな用途で活躍しているカフェオレボウル。その用途によって、どのカフェオレボウルにするか決まっている。
 最近、フランスのアンティークのカフェオレボウルの値が、ますます上がっている。ものによってはウン万円もするのだ。安くても6, 7千円。どうしてそんなに値段が高いのか、フランス人には理解できないらしい。 蚤の市やアンティークショップで売られているものもけっこうな値段がついているので、そうなんだとわかってはいても、フランス人の友達の家や実家にはそんなカフェオレボウルがゴロゴロしているのだから、日本でそんな値段がついていると言われても。。といった感じだ。

 我が家の棚にも、そんなカフェオレボウルがいくつかあって、一度、どのメーカーの、どの年代のどの柄がいくらぐらいなのか、調べようと思ったけどキリがないのでやめた。他のアンティークやブロカント のものは、売っているところによっては、掘り出し物が見つかることもあるけど、カフェオレボウルはそれがない。パリに暮らしていた頃はけっこう安いものもあったのに、今はカフェオレボウル自体を見つけるのも大変だ。陶器はちょっとしたことでも割れてしまうかもしれないから、大切にもするし、そしてまた、欲しくもなるのかもしれない。でもやっぱり、ウチのカフェオレボウルがウン万円って言われたら、使うことも出来なくなっちゃうから、いくらか調べないでおこう。

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