2014/10/05

Marché des Enfants-Rouges


 北マレにある Marché des Enfants-Rouges(マルシェ デザンファン ルージュ)は、パリで最も古い歴史を持つマルシェ。ここは決して広くないマルシェだけど、イタリアンやクスクス料理などが食べれるお店や日本食が売られていたり、お昼時に行けば、何かしら美味しいものが 食べられるマルシェだ。数年前、取材のために訪れたここは、女主人のいるCafé。ちょうど、改装中で食事をいただくことはできなかったのだけど、センスのよいものがそこかしこに置かれ、ある意味、パリっぽくない雰囲気のお店だった。どちらかというと、日本のおしゃれなCaféといった感じ。でも、フランスでは新しいお店を開いても、見た目や流行りだけではやっていけない。やっぱり、こだわりや味にはうるさいのだ、フランス人は。そこのCaféでもビオのものや産地のこだわったものしか使っていないのだと言っていた。

 ここ、マルシェ デザンファン ルージュに来る楽しみは他にもある。すぐ近くにお気に入りの本屋さんがあるのだ。そこは、選りすぐりの写真集、雑誌、併設のギャラリー 、いつ行っても欲しいものが見つかる本屋さん”Ofr”。毎日立ち寄りたくなるような、おしゃれな本屋さんの先駆けだったのではないかな。”Ofr”視点のパリのガイドブックを出したり、 ちょっと発想力が違う。”Ofr”の支店が、東京にできたらしい。まだ行けてないけど、早く行かなきゃ。

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