2014/10/29

Saucisson sec


 フランス人が好きなもの、Saucisson(ソシソン)。いわゆる、サラミ。一般的にSaucisson sec(ソシソン セック)『乾燥ソーセージ』と呼ばれている。加熱して食べるのではなく、そのまま、薄くスライスして食べる。フランス人はこのソシソンをよく、アペリティフの時に食べる。カッティングボードとナイフをテーブルの上に用意しておくと、みんなそれぞれ、好きな厚さで好きなだけ食べることができるのだ。マルシェやスーパーなどで簡単に買うことができ、種類もいろいろある。黒胡椒、青カビのチーズ、ナッツ類、乾燥イチジクなどを混ぜたものもあり、どれも美味だ。そのままでもいいし、バゲットと一緒に食べてもおいしい。

 さて、このソシソン、薄い紙で包まれているのだけど、脂が染み出て剥がれにくくなっているからか、そのまま食べちゃう人が多い。剥がそうとしても、きれいに剥がれないし、途中でぶつっと切れたり。きれいに取ろうとしてソシソンがえぐられてきれいにはがせなかったりして。。
 そんな悪戦苦闘の末、結局、ほとんどのフランス人がそのまま紙ごと食べてしまう。出される時、大体のフランス人に「剥いても剥かなくても、どっちでもいいよ」と言われる。ほんとにその通りだ。私も剥かずに食べちゃうけど、どちらでも味も食感も全く変わらない。さて、紙は消化されるのか。。おいしいから、まっ、いっか。

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