2015/03/19

Bande dessinée


 フランス人はマンガ好きが多い。いわゆる、日本のマンガも人気があるけれど、それとはちょっと違う ”Bande dessinée”(バン デシネ)も人気がある。バン デシネは略して”B.D”(ベ デ)とも呼ばれる。

 フランスでもっとも有名な ”Les Aventures de Tintin”(レザバンチュール ドゥ タンタン)『タンタンの大冒険』もそのひとつ。友達のSophieはそんなバン デシネが好きでつい、買ってしまうらしい。よく買うのはディズニーの昔のキャラクターのものだ。ディズニーものはセリフが簡単なものも多いし、これが案外おもしろい。4コマのマンガよりもちょっと長くて、でも単行本ほど長過ぎず、最後はオチがあって笑えるのだ。子どもよりも大人のほうがハマるっていう理由が何となくわかる。で、読んでしまっても捨てるに捨てれず、溜まっていく一方らしい。確かにマンガって時代は感じても、おもしろさはずっと変わらないものなのだ、たぶん。
 
 あっ、もう先生は引退したけれど昔、通っていた歯医者さんには初期のサザエさんがあり、息子は行く度に読んで大笑いしていた。私でも知らない時代を描いたサザエさんだった。小さい頃は、フランス語のバン デシネを読んでも笑っていたな。ちなみにフランスの子どもたちにおみやげでマンガを持って行くと喜んでくれる。子供たちにとっては、マンガもバン デシネも世界共通なのだ。

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