2015/03/04

草サッカー


 息子は小学生の時、夏休みのほとんどをフランスで過ごした。だから、宿題も持って行くし、移動中に本を読んで感想文を書くし、泳ぎも山遊びもフランスでほとんど体験した。物心ついた頃から遊びで始めたサッカーは夏休みの間、チームで練習できない分、行く先々、広い場所を見つけては草サッカーに高じていたのだけど、今となってはこれがけっこうよかったのかもと思う。野っ原や浜辺で、裸足でボールを蹴ったり、背丈がずいぶん違う人相手の対戦は、相手がサッカー未経験者とは言え、知恵を絞らなければ容易ではない。Dianeのように、全くサッカーを知らない女子はどんどん突っ込んでくるので、やりにくい分、いい練習相手になった。

 フランス各地でサッカーをやってみて、サッカー大国の多いヨーロッパにおいても、サッカーをほとんどやったことのない男子もいるんだ、ってことが驚きでもあった。まっ、そんなことを言うと日本人だって、学校の授業で行われる柔道はともかくとして、相撲はあまりやったことがない。それと同じようなものだけど、サッカーのできないフランス人はあまり見たくない。
 フランスと言えば、私の中ではフェンシング。あまり観る機会はないけれど、Xavierが学生時代にやっていたらしいのだ。一度、応援に行きたかった〜。そうそう、オリンピックの公式公用語は英語とフランス語。近代オリンピックを提唱した人がフランス人だったからだそうだ。もっと意味があるかと思いきや、何だ、そんなことだったのか。。

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